あっこおばあちゃんの縁側日記 (老犬党 あっこ 政調会長)

19才7ヶ月がんばりました!!後釜 なめこ(猫)が活躍中

こんな本を読んでます


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「永遠のゼロ」

本屋の売れ筋文庫本No.1

なにげなく読み始めたのです



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「ふむふむ」

政調会長代行 うさあっこも読書の秋



《ある姉弟が 戦死した祖父の足跡をたどっていく

 戦友会を頼りに祖父を知る人を訪ね どんな人物だったのかを調べていく》



あくまでも小説なんだけど 元兵士が語る戦争の細々した部分は事実ということが分かる

歴史的な英雄も 実際はただの腰抜け

私欲の塊

いつの世も現場を知らない人は 人のうえに立つもんじゃないね


ゼロ戦の戦いの描写にも引き込まれ かなり読み応えのある本です





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話は変わって

かれこれ十数年前の話になりますが

「ワープロ打ちして欲しい」と祖父から手書きの原稿を1枚渡されました

それは祖父の弟の生涯年表



古い話で詳しくは思い出せないけど

祖父の弟という人は 19才のときフィリピンの海に散ったと書いてありました



年表といってもとても短いもので

本当に気の毒だと思った



そういわれてみれば 海軍らしき制服をきた青年の写真を

祖父はずっと居間に飾っていたっけ


たしか写真の青年の帽子に文字が書かれていたが

あれは何て書いてあったんだろうか…


海軍といっても水兵さんの制服だったから

水兵を経て操連に入り航空兵になったこと この本を読んで知り得た事実

フィリピンで亡くなったのならば 恐らく特攻隊員だったことも分かった



読み進めていくうちに忘れ去られた十数年前の原稿が祖父のクセ字と共に偶然甦ってきた



『華散したのは フィリピン レイテ島

 神風特別攻撃隊 敷島部隊』



心のどこかで衝撃を受けたから ぼんやり記憶の片隅に隠れていたのかな・・

思い出すことができて それだけでもこの本を読んだ甲斐があった



あの時 ワープロ打ちした文書を渡したら大正生まれの祖父が喜んだように見えたけど

祖父孝行できたのは後にも先にもそのときだけだったかもしれない



それにしても

特別攻撃隊ってふざけた名称

命名した幹部連中が飛べばいい




祖父も戦争に行ったのだが

どこに行ったのかすら聞いたことがなかった

無事帰還したところをみると 警察官だった祖父は国内の治安維持のため

遅い出兵だったのかなと思っている



実のところ あのときは戦争の話には全く興味がなかった

だけど経験者にしか伺い知れない体験談や

戦死した大叔父の経緯をじっくり聞いておけばよかった

と今更ながら後悔している




ネエサン…ネエサン…と今でもネエサンを思う日々だけど

青春もなく 楽しいこともなく 美味しい食べ物も知らず

散っていった若者を思えば

うちのネエサンなんか本当に幸せだったよ

ネエサンは良い時代に生まれました




読んでよかった一冊になりました

もう2回も読んだけど また読み重ねて行きたい


あたし
「ここでお知らせ。実は600頁もあるのだよ!」



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コメント

私の祖父も、戦争経験者でした。

私達世代、戦争にかすかに触れる、最後の世代かもですね。

戦争のない世界が一番なのは当たり前。

だけど、戦争のない世界が当たり前ではないのですよね。

いつの時代も、どこかで諍いがある。

誰のために何のために戦っているか、非難するには複雑すぎるけれど、単純には小さな利益と大きな犠牲。

・・・私、いつも思います。

おじぃちゃんおばぁちゃん、今の日本は幸せですか?

祖父のお仏壇には、鉄砲の弾2発(脛に入ったままでした)、テニスのボール(ピンピンコロリまでハマっていました)、中折れ帽(昔の教師そのものでした)、飾ってあります。

もうすぐ、お彼岸ですね。

21世紀になっても、天変地異や環境破壊があっても、お彼岸には彼岸花がちゃんと咲いてくれています。

ともみんさんブログ、犬猫からお菓子から平和から、まるで天声人語でございもふです。
2013/09/18(水) 20:17:14 | URL | マーくん #- [ 編集 ]

べじ1、べじ3とも この夏、夢中になって読んだ一冊です。

この本を読んで、風立ちぬ をみて色々考えました。

偉くなった人ほど、現場には行かない。机上でモノを考えるものだと…。

宮崎駿さんは、現場第一の方でした。だから信じられます。

東電社長とか、歴代首相とか、都知事とか…。信じられんよ。






2013/09/18(水) 22:57:30 | URL | べじ1 #- [ 編集 ]

これ映画化されるんだぁ。あの教官をうったやくざを殺した人の役だれだろう。私はあのとき、もしこの映画化がされるならって思って読んでて勝手に主人公がもっくんで、結婚したあいてが思い浮かばず、やくざ役は獅童さんとかって勝手にイメージしてよんでました。

ともみんさんのおじいさま気持ちがわかります。今となっては自分の記憶にしかいない弟をなんか文章化することによって生きていたんだって、存在していた証拠を残したかったのではないでしょうか。うちのおじさんもビルマの辺りで亡くなったらしいです。もちろん骨もなにもないですけどね。

私もいろいろ考えさせられました。映画是非見てみたいなぁ。
2013/09/19(木) 07:40:14 | URL | スレッチャママ #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
マーくんさん

国取り合戦は遥か昔から、そして今も世界のどこかで起こってるんですよね。
それにいまは核持ってるからもっと危険。

日頃から日本人は愛国心がないとわたくし怒っていましたが、戦後愛国心を持つことを禁じられたのだという説もあって・・
それはさておき、良い意味での愛国教育って必要だと思う。
まあいいか、仕方ない、っていうのは日本人だけだから。
譲れないものは譲れない。

おじいちゃん、鉄砲の弾が入ってたんですか!
よくぞご無事で。
さすが昔の日本男子は精神も肉体も強かった。
今の男子なら傷口からバイキンが入ってあっけなく さよなら~ でしょうね。

彼岸花、あっこときなこに飾ってあげましょう。
白がいいんだけど、我が家には赤しかないんだな。
2013/09/19(木) 13:51:34 | URL | ともみん #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
べじ1さん

そーそー風立ちぬ。観たかったのよ。
本の中で、超人的な飛行機を作った人を恨みたいって宮部さんが言ってたからどんな具合で作られたのか気になってね。

宮崎駿さんは現場主義だからこそ、感動を呼ぶ数々の名作が作れたんでしょうね。

汚染水たれ流し、やっと見に行ったらしいけど、何日かかってるのかな?
2013/09/19(木) 13:58:28 | URL | ともみん #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
スレッチャママさん

やくざの人は聞いたことない俳優さんでした。
これみてね。↓
http://www.eienno-zero.jp/

残念ながら主役はV6岡田くんです。
もっくんはというと、W浅野主演『抱きしめたい』の再放送やってて、ここ毎日録画してます。
1998年はケータイがバカでかい。
その前から使ってる人に言わせると、劇的にコンパクトになった時代らしいです。
と言っても家の電話より大きいですよ!!

没地はビルマですか。
骨も何もないけど、戦地の土と兵士の想いは靖国に眠っています!
2013/09/19(木) 14:08:14 | URL | ともみん #- [ 編集 ]
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